オストメイトで笑って生きる



社会復帰 私の退院直後 退院半年後 装具について 工夫と対応 余談
 

  装具について

装具については、パウチだけでなく粘土やリムーバー、ヘルニア・ベルトやスイム・ラップ、パウチ潤滑消臭剤なども、購入に際して給付金で手に入ります。
自己負担は原則1割くらいですが、2か月分をまとめて購入するようになります。なにが起きても困らないように、常に3週間から1か月分は装具品類については手元に持っておきましょう。
居住地の福祉事務所からは4か月に一度くらいに装具給付金の書類が届きますので、装具購入代理店などに送って対応しておきましょう。
WOCもそうですが、装具をいつも購入する代理店とも、仲良くしておいた方が良いでしょう。たまにパウチの不良品や粘土の不良品などがありますが、最初の内は使用するまで解らなかったりしますが、 私は手元に届いた段階で一枚一枚手に取って確認しています。フィルターをシールで完全に密閉するときに一緒に確認してます。
不良品を発見したときは、すぐにメーカーに言うのではなく、代理店やWOCを通して言ってもらった方が効果はあります。その場合、製品番号が必要になります。 これで製造工場や製造年月日が解り、メーカーも対応しやすくなる。クレーマーのようで嫌だと思われる方もいらっしゃるでしょうが、不良品はだいたい同じ時期に同じ工場で出荷されてる。 ですから他の購入者にもその不良品が届いているということです。他のオストメイトのためにも、クレームは出すべきです。
WOCや医師によっては、仲の良いメーカーの担当者にはクレームが言いにくいとか、おかしな関係にある人もいますので、対応が悪いようでしたら直接メーカーに言うしかないでしょう。代替品はもらえます。
健康な生活が戻ってきますと、体型もずいぶんと太って肉付きも良くなってきます。私は毎週のように日帰りで片道3〜500キロの車の運転をして、2000m前後の山々に登ってますが、 それでも1か月半の手術入院で痩せた15キロが4年後の今では20キロ増になってしまい、それ以降は凸型のパウチに替えています。
ストマ周辺も肉が付き飛び出してきますので、1年後くらいからヘルニアになり、ヘルニアベルトを寝る時と濡れる時いがいは装着してます。
オストメイトは腹筋に力を入れてはいけないだとか聞きますが、登山では腹筋に力が入らなければ話にならない。そこで古い1サイズ小さなヘルニアベルトを装着すると足腰も安定します。
いまではパウチは4日で交換、5日でも大丈夫ですが、激しい動きが日常も多いので、安全に4日で交換しています。
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